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ビジネスレポート2015 第52期 2014年9月1日〜2015年8月31日(証券コード 2736)
精神価値No.1ブランドの実現に向けて
〜サダマツの目指すところ
< 2015年8月期の業績の振り返り >
2015年8月期の業績を総括すると、定量的には増収減益となり課題は残りましたが、定性的には相当の手応えを感じた1年となり、先行き非常に楽しみな決算になったと捉えています。
74.5%増の成長を見せたWish upon a starを中心に、通期の連結売上高は11.8%増となり、業界では突出した成長性を実現しました。
このトップラインが伸びているという現実は、苦戦が続く国内ジュエリーマーケットの中で、非常に大きな価値を持っていると考えています。
また、海外事業についても、小売部門である台湾子会社の台灣貞松(株)、生産部門のベトナム子会社ディーアンドキュー ジュエリーともに最高益となり、アジアの成長が続く中、先々非常に楽しみな状況になってきました。
そうした好調の中で、減益となった要因は2点あります。1点は、上期にドライバー商品であるWish upon a starのTVCMへの積極投資に加え、中長期を見据えた大掛かりなブランド戦略費用を投下したためです。その成果もあり、下期の業績は半期決算として、上場来の最高益を大幅に更新しました。クリスマスシーズンを含む上期の売上高成長率10.4%に対し、下期は13.3%とより伸び率が拡大しており、新しい期に入ってもその勢いが続いています。Wish upon a starへの認知がじわじわと高まりつつある中で、新事業年度も引き続き積極投資を実施し、「精神価値No.1ブランド」へと登りつめたいと考えています。
また、Wish upon a starは高粗利な商品であり、本来、売上高の伸び以上に全体の粗利が伸びるという想定をしていましたが、地方の厳しい状況を受け、バーゲン対応が増えたことが影響し、売上高に連動した粗利の伸び率となったことが2つ目の要因です。事業環境を俯瞰すると、2つの二極化が存在しています。1つは所得の二極化、もう1つは地域の二極化です。これらにいかに対応していくかが、今後の重要な取り組みになってくると考えおり、特に、地方展開については、新たな中期経営計画の前半できっちりと対応策を実施し、盤石な体制を整えていく考えです。
< 中期5カ年計画「BBI※」の考え方 >
●「ビジュ ド ファミーユ」を伝えることで世の中をよくする
そもそも、なぜ、いつの時代にも、ダイヤモンドをお買い求めになる方がいるのでしょうか。
日本ではあまり知られていませんが、ダイヤモンド史の長い欧州では、「家族の宝石〜ビジュ ド ファミーユ」という習慣があります。これは、人の命は永遠ではない、だからこそ、この世で唯一の永遠の象徴であるダイヤモンドに想いを託して、受け伝えていくという習慣です。
婚約指輪と訳されたエンゲージメントリングは、本来、強い繋がり、契約の意味があり、その家に嫁いだお嫁さんに家族の愛の証として世代をこえて受け継いでいきます。母親から貰い受けた指輪を渡し、結婚を申し込む。プロポーズは、つまりバトンを渡す行為なのです。私は、この「人の命は永遠じゃない、親がいて、家族があって、子供たちがいて、そうしてずっとつながっていくんだ。その想いを永遠のダイヤモンドに込めて引き継いでいくんだ」というビジュ ド ファミーユの習慣がより広く、文化として引き継がれれば、世の中はもっとよくなると信じています。ジュエリーの仕事を通じて世界をよりよい場所にすることに貢献したい、それが私たちのミッションです。
●BBI※元年へ。その想いを実現する新5カ年計画をスタート
半期における過去最高益を記録し、明らかなる手応えを受けることができた前期を受け、BBIビジョンを実現する新5カ年計画を策定し、①競争優位性を進化させる、②環境の変化にイノベーションで対応する、③ベースを固め経営基盤を強化する、この3つの基本方針を定めました。
具体的には、引き続きWish upon a starを主軸とした積極的なプロモーション、コラボレーション展開を通じて、商品、ブランド認知度をあげること、そして、ブライダル需要の獲得を強化することが重要です。前期の好調なトレンドを切らさないためにも、今期も積極投資を継続し、早期に確固たる地位を築いていきます。この好調さにブレーキをかけることのないよう、Wish upon a starの供給体制強化も必要です。ベトナム子会社の生産体制の見直し、開発・販売と一体となったサプライチェーンの再構築を実施します。
また今後、地方の風景は相当に変化すると見ており、先手を打って地方店舗のスクラップ&ビルドを加速するとともに、当社が出店しない地域については、ジュエリーメーカーとして卸展開を推進していきます。さらに、従来の百貨店・SC等のドメインに加え、eコマースやTV通販、オムニチャネル等へチャネル展開を拡大します。eコマースの取り組みとしては、中国のIT大手・テンセント社の戦略的パートナーであるウィ・ジャパン社と連携し、先行展開していますが、非常によい手応えを得ています。
そして、BBI実現には、ミッションを具現化したUSP(Unique Selling Proposition)商品があるだけでは不十分であり、何より、ミッションが織り込まれたサービス、いわば「サダマツの心」を宿したUSP人材の育成が肝要です。2015年9月より、中計5カ年目のサダマツの姿を念頭においた、積極採用・育成に力を尽くします。
その他、資本状況や会社の形態についても、次の段階にふさわしいものにしていかなければいけないと考えています。そうしたことすべてに、この5カ年計画の前半でしっかりと積極投資し、後半より確実に実りを大きくしながら目標を射程圏に仕留めていく計画であり、営業利益は後半、急カーブを描き、目標15億円を達成することになると考えています。
5年後のイメージに対する手応えは、前期、十二分に感じることができました。今こそ、ブランディングに積極投資し、体制を整えることが必要であると判断しており、まだまだインフラ投資が必要です。株主の皆様におかれましては、当社のミッション、ビジョンに共感いただき、5年後の姿を楽しみにしていただきながら、中長期にわたりご支援いただけますようお願い申し上げます。
決算ハイライト
  2015年8月期 2016年8月期(予想)
売上高 9,184百万円
(前期比11.8%増)
9,600百万円
(前期比4.5%増)
営業利益 126百万円
(前期比31.4%減)
240百万円
(前期比89.8%増)
経常利益 113百円
(前期比24.5%減)
200百円
(前期比76.6%増)
当期純利益 15百円
(前期比51.0%減)
45百円
(前期比197.9%増)
BBIビジョン(※)
B=ブランドミッション:ジュエリーに愛と夢を込めて「ビジュ ド ファミーユ」
B=ブランドビジョン:「世界の人々の願いをともに叶える象徴となる」
I=インパーソナルドリーム:「ブランドの成長に相応しい職への哲学をもち、自らの仕事を通じて社会に変革をもたらす」
< 定性目標 >
  • 「最高のブランドになると決意する」
  • 東証1部上場を実現する
  • 業界において「最も尊敬される会社」になることを目指す
  • 企業価値・株主価値・顧客価値・従業員価値を同時に向上される経営を行う
< 定量目標・2020年8月期連結業績 >
  • 連結売上高:150億円
  • 営業利益:15億円
  • ROE:20%
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festaria presents
Nicola formichetti JAPAN GALAXY2015
伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ 2015年1月2日~6日
世界的に活躍するファッション ディレクター、ニコラ・フォルミケッティ氏と“Wish upon a star”が夢のコラボレーション。日本の文化をキーワードにジュエリーの枠を超えたプロダクトを発信しました。
New Year 2015
Wish upon a star × veretta 8va
10th anniversary
阪急うめだ本店=コトコトステージ11 2015年1月7日~13日
“Wish upon a star”のミューズであり出雲大社奉納画家である小松美羽氏が来場し、新春ライブペイントを開催。女性を応援するWishジュエリーを提案しました。
2014年度百貨店バイヤーズ賞(繊研新聞社主催)のバイヤーズ賞プラスを受賞
旗艦ブランドfestaria bijou SOPHIA(フェスタリア ビジュソフィア)が、大都市の都心百貨店で特に高評価を得たブランドが選定されるバイヤーズ賞プラスを受賞しました。
主要財務データ
連結売上高:91.8億円(前年比 11.8%増)
主力の"Wish upon a star"の売上が前年比74.5%増と大幅に伸長し、増収に貢献。
連結営業利益:1.2億円(前年比 31.4%減)
売上総利益は増加も、販売費及び一般管理費が前年比13.4%増で営業利益は減益。
先行投資の効果が奏功し、下記は上場依頼過去最高益を達成。
売上高(百万円)
営業利益(百万円)
経常利益(百万円)
当期純利益(百万円)
総資産(百万円)
純資産(百万円)
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